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マラッカの旅 part1 [トラベル(海外)]

朝4時すぎ起床。身支度して荷物をかかえ、いざゆかん! と部屋を出てエレベーターに乗ろうとしたら・・・あれ? 電気消えてる! スイッチ押しても動かない!! なぜ!? とあわてて部屋に戻りフロントに電話したけど、早朝なのでスタッフは警備員のみ、すなわち英語が通じない!! こりゃだめだと、焦りに焦りながら、裏口に使用人用のエレベーターがあることを思い出し、裏口から出て、ボタンを押す。こっちは動いた! けど、乗ったことないのでどこに出るのかわからない。1階に着いてエレベーターを降り、周りをきょろきょろ。近くのドアはやっぱり開かない。他のルートでなんとかフロントに出られた。急いでスタンバイしていた車に乗り込みました。
出発時からばたばた・・・大丈夫かしら・・・と思いつつスカルノ・ハッタ空港へ。早朝なので道はすかすか。40分で空港到着。チェックインを済ませて、ボーディングタイムまで残り約15分、間に合って良かった~。

さて、今回の旅の行き先はマレーシアの世界遺産都市、マラッカ。まずは飛行機でクアラルンプールに向かいます。
飛行機はAir Asia、QZ7690に乗り込みました。遅れた客待ちで7時ちょっと前にテイクオフ。窓からはプラウスリブが見えました。何度も飛行機乗ってるけど、プラウスリブは初めて見るなーと思いながら眺めてました。まだ行ったことないので、ここも行かなきゃとも思いつつ。

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マレーシアとジャカルタの時差は1時間。現地時間9:20にKL空港のLCCターミナルに到着。まずは両替。その次にマラッカ行きのバスチケットを買いに国内線の到着口へ。Transnasional のチケットを購入。片道RM22(RM1 (マレーシア・リンギッド)=約30円)。往路も買っておきました。次のバスは11:30発・・・2時間、長い待ち時間を本を読んでつぶしました。
5分前にバス乗り場へ。すでにお客さんがだいぶ乗っていました。席は全席指定です。前の方が2人掛け、後ろの方が1人掛け。かなり広々したスペースです。ほぼ定刻に出発し、マラッカまで約2時間、快適にすごしました。
13:20、マラッカのバスステーションに到着。乗ったバスとステーション。

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ここからはタクシーでホテルへ。タクシーはメーターが付いていないけど、大体値段は決まっているようです。ホテルまでRM15。タクシー高いよ・・・せいぜい3kmくらいしかないんだけど。と言っても、ローカルバスを探す気力はないので、タクシーに乗りました。
1泊目はRenaissance Melaka Hotel。大型のホテルです。お部屋は広いし、清潔。実は今回の旅行は友達との2人旅のはずだったんだけど、残念なことに急遽友達が仕事で行けなくなり、1人旅に。と言ってもホテルはキャンセルが効かない価格で手配していたのでそのままにして、広い部屋を一人で使いました。贅沢です。

さて、すでに時間は2時近く。お腹すいたーということで、ホテル近くで、ネットでチェック済みのお店、Flavoursへ。

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建物は中に吹き抜けがあり(屋根なし)、その下には緑と小さな池。鯉が泳いでいます。カウンターには古い自転車がかけてあり、他に楽器等も。とってもかわいいカフェです。ここは、正統派ババ・ニョニャレストランカフェだそうで、ニョニャ料理が味わえます。他の料理もあります。ちなみに、マレーシアではババ・ニョニャとは中国人(華僑)男性とマレーシア人女性が結婚して生まれた混血の男性・女性のこと。インドネシアだとババ(バパッ)は普通に男性のMr. という意味、ニョニャとは外国人奥さまのことです。意味が違います。
頼んだのはニョニャラクサとポピア(春巻き)。ニョニャ料理は普通のマレーシア料理より辛いのが特徴だそうですが、そんなに辛くなかった(インドネシア料理のがよっぽど辛い)。ポピアが特に美味しかったです。後ろにいたローカルの若者たちも全員一皿ずつ頼んでました。人気メニューなのかも。水も頼んで約RM10。安いです。

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一旦ホテルに戻って休憩。お部屋は16階。窓からはマレーハウスが立ち並ぶKampung Morten (カンポン・モルテン) が良く見えます。

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ホテルを出て、そのカンポン・モルテンへ。ここにはVilla Sentosa(ビラ・セントーサ)という個人住宅だけど一般にも公開しているお家があります。なんだかかわいい人形のお家みたいです。ただし・・・ここの住人のおじさんが外国人女性がお好きなようで、お客さんがあまりいなそうな時に女性一人で行くことはお勧めしません。私が行った時は他の見学客がいたけどちょっとイヤだな・・・と思うことはあったので。入場は無料ですが、寄付金を求められます。ほんのちょっとだけ入れました。

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その後、ちょっと周りを散策。他にも目につくお宅(普通の家なのか?)がありました。

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カンポン・モルテンを後に街を南下。途中、セント・フランシス・ザビエル教会へ。敷地内にはザビエルとやじろうの銅像があります。ザビエルは教科書にも出てくるので置いといて、やじろうさんは、ザビエルが日本での布教を行うきっかけを作った人だそうです。日本の某団体がこの像を寄贈したとのこと。
教会は1894年に建てられたもの。シンプルですがステンドグラスが綺麗です。

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さらに南下、観光の中心地、Dutch Square (オランダ広場) へ。朱色の建物が集まり、噴水や緑もたくさん。絵になる風景です。人も多くて賑やか。

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花をしょった(?)ベチャがたくさん。トライショーとも呼ぶようです。上から見ると屋根もいろいろ。カラフルで楽しい感じです。

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広場の東にあるStadthuys (スタダイス)へ。オランダ語で議事堂・市役所の意味だそう。オランダが1650年に建てたもので、18世紀まで役所として使われていました。今は歴史博物館になっています。入場料はRM5。

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同じエリアに、別の建物の博物館があります。こちらは、Governor Museum。貸切で見てました。

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ここからすぐに上にセント・ポール教会(跡)があるので、スタッフに言って裏口みたいなところから入れてもらいました。ザビエルの像が見はらしのいいところにあります。ザビエルの殉教後、聖骸が9ヶ月の間この教会で安置されていたそうです。教会はポルトガル軍によって1521年に建立されたものです。朽ちてしまってますが。

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丘を下りて、再度オランダ広場まで戻り、橋を渡って西側のエリアを散策。マラッカ川ではリバークルーズの船が頻繁に行き来しています。

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ちゃんとした地図も持たず散策して発見したモスク、Kampung Kling Mosque。1748年に竣工したスマトラ様式のモスクです。小さな街中モスクといったところ。人もいなかったのでちょっと中ものぞかせてもらいました。

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続いて目についたのは中国寺院、Cheng Hoon Teng Temple(青雲亭)。1673年竣工で、マレーシア最古の寺院です。道教、儒教、仏教の3つの宗教が混合しているそうです。黒い建物に黄金が輝き、やっぱり派手なのですが、ジャカルタの金徳院と大きく違うのは、壁の色だけじゃない。それは、ろうそくです。かわいらしい花をかたどった小さなろうそく。巨大なろうそくや線香よりも、こっちの方が私好みですわ~。いや、好みの問題じゃないのはわかってますけど。

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さらに散策は続きます。足痛いけど。なんだか中華街のようなところに入って行きました。たぶん、Jonker walk(ジョンカーウォーク)に入った模様。この通りは、金土日の夜はナイトマーケットがたちます。夕方5時前ですでに人が集まってますが。歩行者天国になるのは6時からです。

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明るい時の方が商品は良く見えるのでいろいろ見物。食べ物、雑貨、服などいろんなお店が並んでいます。

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疲れたので少し暗くなってきたところでちょっと間食。Snow Ice(雪花氷)というお店でマンゴーかき氷を。かき氷なんだけど、すごく氷が細いというか細かくて、かつ、氷自体にマンゴー味が付いていて、かき氷とアイスクリームの中間のような食感でした。RM5なり。続いてマラッカタルトと書いてあった小さいタルトを。こちらはRM1。

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どんどん人が増えてます。人混みが苦手なのでそろそろ退散。

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オランダ広場は綺麗にライトアップ。トライショーもキラキラしてます★

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さて、帰りはどうしようかな・・・と思いつつ、まだ時間もそんなに遅くない、川沿いを歩けばホテルまでたどりつけるはず、と思って川沿いの歩道を歩いて行きました。途中お家がライトアップしてあったり、ブルネイでみたような噴水ショーがあったり。

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小さな遊園地もありました。観覧車は動いてました。

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で、その先、人が全然いない。そして・・・歩道からの抜け道もないのです。木がライトアップされてるから暗くはないんだけど、夜道だし、女一人なのでちょっと不安に。速足で歩いて、ようやく見覚えのあるカンポン・モルテンの建物が見えて安心しました。川がぐねぐね回ってるので結構な距離を歩いてます。

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さて、たくさん歩いたし、休みたいし、ビールも飲みたい! ということでまたホテルそばのFlavoursへ。夜もたくさんのお客さんで賑わってました。タイガービールとパイティーをオーダー。パイティーは米粉でできたかわいいカップにカブを煮込んだもの(切干大根と似てます)を入れて、上に錦糸たまご、パセリ、トウガラシが乗った一品。日本人の口にも合うお味です。ビールの値段は日本並み、で合わせてRM13。

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よし、食べたかったニョニャ料理はとりあえず食べたぞ、と満足。
ホテルに戻ると・・・照明が消えています。ろうそくの明かりだけ。

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なぜかというと、今日はEarth Dayだから。去年はロンボクにいたわね・・・と思ったのでした。お部屋には到着時に案内のレターと懐中電灯が置いてありました。エレベーターは動いていたので一旦部屋には戻ってみたけど、もちろん電気は付かず・・・レターには20時半からとしか書いてなかったので、スタッフに何時に電気が付くのか確認、21時半には付くとのこと。あと15分くらいかな。ということで再び外出。

向かったのはホテル近くの小さなホーカーズ(屋台村)。お目当ては、ネットでチェックしていた Roti John (ロッティ・ジョン)。マレー風の焼きサンドイッチです。特性の具(たまご、イワシ、玉ねぎ等)とキャベツをはさんで、チリソースとマヨネーズがかかっています。普通のハーフを頼んだけどボリュームたっぷり。そしてたったのRM2なり。庶民価格です。ホテルに持ち帰っていただきました(電気もちょうど復活するタイミングで戻りました)。で、お味は・・・かなり美味しい! 油たっぷりだけどしつこくない。ハイカロリーとわかっていながら全部頂きました。これはかなりお勧めです。

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お腹も満たされたところでお風呂タイム。かなり歩いたので相当足が痛いのです。バスタブにお湯を張って足をマッサージ。でもあまり効果なし、かもしれない。
一日目からよく回ったな~、と思い明日の行動計画を考えて就寝。お休みなさーい。
part2に続く。

参考:
今回の旅では、こちらのサイトをかなり参考にしました。マラッカの情報が詰まってます。
http://tonyjsp.com/melaka/index.html

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