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マラッカの旅 part3 [トラベル(海外)]

最終日。朝はゆっくり目。ホテルは朝食付きではないので、ゆったり身支度。9時半ごろホテルを出て向かったのはMaritime Museum、海洋博物館。この船です。

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1512年にマラッカ海峡に沈んだポルトガル船"Flora de la Mar"をモデルにしています。
船の乗り口と中の様子。

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展示物はそんなには多くないかな。船の模型や銅像がちらほら。碇も大きい。

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この船以外にも展示室があります。

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平日の朝なので貸切で見て回りました。入場料はRM3。
道を挟んで向かいにあるMuzium TLDM、海軍博物館も、海洋博物館のチケットで入れます。
建物の中、ヘリコプターや海軍の制服等が並んでいます。ヘリコプター、後ろから見ると重そうなものをしょってます。

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外には船も。道路からもよく見えます。

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これは何? と思って横、前に回ると・・・なるほど。こうなってるのね。

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なかなか見ごたえありました。

さて、次は、Menara Taming Sari、マラッカタワーへ移動。土日は人がたくさんいましたが、平日なのでお客さんがいなーい。もちろん営業はしてます。
これに乗ります。中と中央の柱。

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これも貸切か!? と思ったけど、動く直前に一組のご夫婦が乗ってきました。でも反対側の方に行ったので、気分はやっぱり貸切。スタッフも乗ってるけど。
ドアが閉まると、ゆっくり回転しながら上がって行きます。

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高さは110m。しばらく最高地点で回ってから下降します。ずっと回っています。360度の大パノラマが楽しめます!

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乗ってる時間は10分程ですが、十分に楽しめました。料金はRM20。博物館と比べるとかなりお高め。でもお勧めです。ちなみにMade in Switzerland だそう。

ちょっと離れて撮影。隣にある建物にチケット売り場があります。

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ちなみにこんなのも走ってます。水陸両用バス。どうも海を走ってホテルの部屋から見えたすぐ近くの島へ行くらしい。水陸両用バス(たぶん同じものかと)は日本で乗ったことがあるので今回はパス。でも土日はたくさんお客さんが乗ってました。

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一旦ホテルへ戻り、ちょっと休憩した後チェックアウト。荷物をフロントに預けて再び出発。
続いてはリバークルーズ。乗り場で聞いたら5分後に出るよ、とのことだったので切符を買ってすぐに乗り込みました。タイミング良くてラッキー♪ 料金はRM10。
船の中でチケットをパシャリ。お客さんは私以外3組ほど。平日の観光ってすばらしい。
マラッカ川を上流に上ります。

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壁にペイントしてある建物がちらほら。楽しませてくれます。初日に見た橋と観覧車が見えてきました。

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すいすい泳いでいるリザードを2匹見ました。が、写真は間に合わず。
15分くらいで最上流のポイント(乗り場)に到着。初日に泊まったRenaissance Melaka Hotel の少し上流です。

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本当はここがスタート地点らしい。モノレールの駅もあります。乗ってないけど1.6km線路があるようです。
下りはスピードを落としてゆっくり目。観光案内の英語テープが流れます。

この森は・・・初日の夜歩いてて、人気(ひとけ)がなかったところね・・・

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マレーシア国旗をはためかせながらゆったり下ります。

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下りは約25分、トータル約40分で終了。なかなか楽しめました。
船を下りて、散策へ。
大きな水車と白亜の建物。水車は点検中。何の建物か不明。看板もなし。

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12時過ぎ、さすがにお腹がすいたわね・・・と、どこで食べるか迷った挙句、結局昨日来たお店、Goegrapher Caféでランチ。
野菜たっぷりのカレー。で、その後デザートも食べちゃえーと、Sweet Malacca Vanilla もいただきました。どちらも美味しかったです♪ トータルRM20くらい。

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まだ時間があるなー、と再び初日に行ったセント・ポール教会(跡)へ。土曜は人が多かったので。
ザビエルさん、土曜にはなかった黄色い花の首輪をかけてました。だれがかけたんだろ??

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丘を下りて、目に着いたマレー・イスラム博物館へ。個人経営なのか(?)入場料がRM10と高かった。いろいろ展示品はあるけど、英語の説明は全くなし。

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続いて近くのマレーシア建築博物館へ。こちらは無料。木でできた建物の模型がたくさんありました。

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これにて観光終了。ホテルに戻って荷物をピックアップ。タクシーでバスステーションへ。乗るバスが見つからず少々焦ったけど、地元の人に聞いて無事発見。15時前にバスは出発。渋滞もなく約2時間でKL-LCCTに到着しました。空港に着いたのは17:05(バスはこれが最終便)。で、飛行機は、22:55発予定。長~い待ち時間をベンチとカフェで読書をしてつぶしました。チェックイン後、出発時刻になっても搭乗のアナウンスはなく・・・結局飛行機に乗り込み、QZ7697が飛び立ったのは23:50・・・待ちくたびれました。2時間のフライトの後、スカルノ・ハッタ空港で、無事ドライバーと合流してアパートに戻りました。アパート到着は深夜1:30 (時差で1時間戻り)。やっと着いたー! って感じでした。

予定とは違った一人旅になってしまったけど、マラッカを満喫できたかな、と。それにしても本当によく歩きました。足は疲れとむくみでずっとパンパンでした。

最後に写真を3枚。
セント・ポール教会の方角を示す飾り、3台連なるトライショー(客はロードコーン!?)、青雲亭のかわいいろうそく。

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次はどこへ行こうかな・・・

マラッカの旅 part2 [トラベル(海外)]

2日目の朝。あれ? 目覚まし鳴らなかったわね・・・目が覚めたのは9時すぎ。ちょっと予定より寝坊。足の疲れはとれてなくて痛いままだけど、今日も頑張って歩くぞー! と気合を入れて起きました。着替えて朝食会場へ行ったものの・・・すごい人の数。大型ホテルのためか団体客もわんさか。少し待たされました。10分ほど待ってようやく朝食にありつきました。ビュッフェだけど豪華という感じではないです。でもちゃんと卵を焼いてくれるところがあって、オムレツを作ってもらってまあ満足。

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さて、朝食後はチェックアウトの前にホテル周辺散策。すでに気温は上がっていて少々暑いけど・・・
まずは、セント・ピーター教会へ。1710年に設立された東南アジア最古の教会だそうです。かわいらしい外観です。右隣りにあるのも教会関連の建物と思われます。日曜のミサ中で信者がたくさん。中はちょっと覗くだけにしておきました。

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カンポン・モルテンを再び散策した後ホテル付近へ。こちらが泊まったホテル、Renaissance Melaka Hotelの外観。ホテルのすぐ横で、地元の生活が垣間見えます。

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道端でかわいい猫に出会いました。

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ホテルに戻って荷造りと休憩。11時半ごろ、ホテルをチェックアウト。
さて、次のホテルまでどう移動するか・・・タクシーは高いし。近くにバス停を見つけたものの、ルートを見ると次のホテル付近まではかなり遠回り、かつ時刻表もない。ということで、やっぱり歩くか、と。荷物抱えて、てくてく南下。途中までは昨日と同じルート。オランダ広場の手前から朱色の建物が並びます。

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さらに南下して今日のお宿、海沿いにあるHoliday Inn Melaka に到着。30分くらい歩いたかな。結構新しいホテルのよう。お部屋は9階であまり高い方ではなかったけど、それでも海が一面に見えます。

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部屋は思ったより広くて清潔。バスタブはなくてシャワーのみだけど、水周りも十分な広さ。値段もRenaissanceよりはちょっと安めです。
しばしお部屋で休憩し、また出発。

ホテルの外観。そして、建物の間から見えたマラッカタワー。上昇中です。これは明日乗ることにしようっと。

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公園を歩きます。緑がいっぱい。人もいっぱい。飛行機や電車が置いてありました。

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今日も派手派手トライショー。たくさん並んでます。

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Porta de Santiago、ファモサ要塞史跡(別名A' Famosa、サンチャゴ砦)。1511年にマラッカの植民地経営に乗り出したポルトガル軍によって建造。当時、城内に出入りする通用門として建設された4つのゲートの内、現存する唯一のものだそうです。

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そのすぐ右手にあるのがMelaka Sultanate Palace、マラッカ王宮博物館。初代マラッカ国王が建てたものはポルトガル軍により焼き払われてしまいました。こちらは復元ですが、とても立派。釘が一本も使われてなくて組木で作られています。

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建物の前には広い庭園が広がっています。が、暑いので全然人がいません。一人でてくてく歩いてました。

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館内の様子。展示物はいろいろ、そんなに多くはありません。20分ほどで見て回れます。入場料はRM2。

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続いて独立記念博物館へ。1912年に造られた英国風の洋館を利用した博物館です。元は社交クラブのクラブハウス。外観がとってもかわいい。色がパステル使いだし。入場料は無料。パネルがたくさん、クーラーがんがんに効いてるけど、またしても貸切で見学。なんだかいろいろもったいないなあと思った次第。

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その後、近くのショッピングモール内をさまよい、時間は2時すぎに。お腹すいたなーと。食べたいと思っていたチキンライスを求めてJonker Walkへ。
お店はこちら。Famosa Chikin Rice Ball。中国チック。

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一人用のチキンライスボールをいただきました。マラッカではチキンライスのご飯は団子みたいに丸まっているのが普通のようです。丸まってないのもあったけどせっかくなので。でも、普通の丸めてないご飯の方が好みかも・・・チキンはとっても美味でした。RM4.6なり。

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お腹が満たされたところで、Baba Nyonya Heritageへ。華僑の豪商が1897年に建てたお家。今は一般に公開されています。入場料はRM10とちょっと高め。残念ながら内部は撮影禁止。館内はガイドと一緒に回ります(もちろん英語解説)。タイミングよく、到着して5分後ぐらいに案内が始まりました。ただ見るだけでもOKですが、その場合もスタッフについて行きます。たぶん撮影しないようにするためかと。
館内はとても豪華(キラキラではないけど)。中国や欧州から輸入された家具や調度品がたくさんあります。ガイドさんと一緒に回るのがお勧め。

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その後は、ヒーレンストリートを散策。ギャラリーチックなお店を発見。なかなか素敵。

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川沿いまで戻って撮影。大きな水車、奥にはマラッカタワー、右にある船は博物館です。ここも明日行く予定。右のは英国様式のショップハウス。

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暑いので体力消耗。ここらで一休み・・・とタルト屋さん、Tart & Tartに入りました。ネットでチェック済みのお店。
キウイジュースとポルトガルエッグタルトをまずいただきました。どちらも美味しい。さらに、ニョニャ・チェンドル(かき氷)も追加で。グラマラッカと言うマラッカ特産ココナッツジュースから作る黒糖がかかっているのが特徴。さらにココナッツミルクもかかってます。適度に甘くてとっても美味しいです。チェンドル(緑色のゼリー)はちょっと苦手だけど。あと、小豆も入ってます。全部で約RM9。

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少しだけまったりして、散策再開。Jonker Walkをうろうろ。何軒かあったJonker Gallery。内装がかわいい。服も雑貨もかわいいのがいっぱい、ですが好みのものが見つからず(服はあったけど試着したらサイズが合わなくであきらめました)。ちなみに服屋の方は撮影禁止と書いてあったので、右のは雑貨屋で撮影したものです。

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小さい中国寺院(たぶん)。足元を見るとタイルがなかなかキレイ。

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2時間ほど散策後、また休憩。Goegrapher Café にて。

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2階の窓際のカウンター席でJonker Walkを眺めながら。ビールとApple Pie A-La-Modeを。スイーツも食べたいし、ビールも飲みたかったのです。ちょっと高級カフェ(?)なので約RM19。それでも日本に比べれば安いです。
角の席は特等席です。しばしまったり。

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夕方7時過ぎ。今日も雲が多いから夕日を見るのは無理かなーと思った(昨日は全く見れなかった)けど、太陽が雲の隙間から少し見えていたので、海沿いのホテルに戻りました。
ホテルのプールサイドにて撮影。

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海岸へ移動。残念ながら太陽は雲に隠れてしまい、地平線に沈む夕日は見られませんでした。それでも空は綺麗でした。右の写真は海の上に造られているレストラン。

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お部屋に戻ってちょっとだけ休憩。2時間おきに出ているホテル8時発クロックタワー行きのバスに乗り、再度オランダ広場へ。今日もライトアップで素敵な雰囲気。

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ヒーレンストリートを歩きます。赤いライトアップ。実物と写真はちょっと違う気もするけど、まあ赤いのは確かです。中国寺院は夜も派手。

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ぐるっと回ってJonker Walkの西端。巨大な舞台があり、なぜか集団で音楽に合わせて体操しているおばちゃんたち。かなり異様な光景・・・なんなんでしょう、これは。

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昨日同様今日もナイトマーケットがたっています。ただ、日曜の今日は昨日よりは相当人は少なめ。歩きやすいです。狙い目は日曜なのかもしれないです。
香水屋さん。そして、お寿司屋さん。左下のは食品サンプル。これ買ってどうするのかしら・・・右下は変わったランプ。

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通りを往復して、あの巨大な舞台付近でローカルご飯。シーフードきしめん(名前失念)。RM6なり。舞台では今度はカラオケをしていました。舞台前で見ている人は拍手するでもなくただ座ってるだけ。でも周囲も含め人は多くて騒がしい。やっぱり異様だな~と思いながら眺めていました。

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食後はビールを一缶買って、10時クロックタワー発のホテルバスに乗ってホテルに戻りました。
シャワーを浴びてビール片手にくつろぎタイム。今日もホントによく歩きました。疲れて12時には就寝。おやすみなさーい。
part3に続く・・・

マラッカの旅 part1 [トラベル(海外)]

朝4時すぎ起床。身支度して荷物をかかえ、いざゆかん! と部屋を出てエレベーターに乗ろうとしたら・・・あれ? 電気消えてる! スイッチ押しても動かない!! なぜ!? とあわてて部屋に戻りフロントに電話したけど、早朝なのでスタッフは警備員のみ、すなわち英語が通じない!! こりゃだめだと、焦りに焦りながら、裏口に使用人用のエレベーターがあることを思い出し、裏口から出て、ボタンを押す。こっちは動いた! けど、乗ったことないのでどこに出るのかわからない。1階に着いてエレベーターを降り、周りをきょろきょろ。近くのドアはやっぱり開かない。他のルートでなんとかフロントに出られた。急いでスタンバイしていた車に乗り込みました。
出発時からばたばた・・・大丈夫かしら・・・と思いつつスカルノ・ハッタ空港へ。早朝なので道はすかすか。40分で空港到着。チェックインを済ませて、ボーディングタイムまで残り約15分、間に合って良かった~。

さて、今回の旅の行き先はマレーシアの世界遺産都市、マラッカ。まずは飛行機でクアラルンプールに向かいます。
飛行機はAir Asia、QZ7690に乗り込みました。遅れた客待ちで7時ちょっと前にテイクオフ。窓からはプラウスリブが見えました。何度も飛行機乗ってるけど、プラウスリブは初めて見るなーと思いながら眺めてました。まだ行ったことないので、ここも行かなきゃとも思いつつ。

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マレーシアとジャカルタの時差は1時間。現地時間9:20にKL空港のLCCターミナルに到着。まずは両替。その次にマラッカ行きのバスチケットを買いに国内線の到着口へ。Transnasional のチケットを購入。片道RM22(RM1 (マレーシア・リンギッド)=約30円)。往路も買っておきました。次のバスは11:30発・・・2時間、長い待ち時間を本を読んでつぶしました。
5分前にバス乗り場へ。すでにお客さんがだいぶ乗っていました。席は全席指定です。前の方が2人掛け、後ろの方が1人掛け。かなり広々したスペースです。ほぼ定刻に出発し、マラッカまで約2時間、快適にすごしました。
13:20、マラッカのバスステーションに到着。乗ったバスとステーション。

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ここからはタクシーでホテルへ。タクシーはメーターが付いていないけど、大体値段は決まっているようです。ホテルまでRM15。タクシー高いよ・・・せいぜい3kmくらいしかないんだけど。と言っても、ローカルバスを探す気力はないので、タクシーに乗りました。
1泊目はRenaissance Melaka Hotel。大型のホテルです。お部屋は広いし、清潔。実は今回の旅行は友達との2人旅のはずだったんだけど、残念なことに急遽友達が仕事で行けなくなり、1人旅に。と言ってもホテルはキャンセルが効かない価格で手配していたのでそのままにして、広い部屋を一人で使いました。贅沢です。

さて、すでに時間は2時近く。お腹すいたーということで、ホテル近くで、ネットでチェック済みのお店、Flavoursへ。

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建物は中に吹き抜けがあり(屋根なし)、その下には緑と小さな池。鯉が泳いでいます。カウンターには古い自転車がかけてあり、他に楽器等も。とってもかわいいカフェです。ここは、正統派ババ・ニョニャレストランカフェだそうで、ニョニャ料理が味わえます。他の料理もあります。ちなみに、マレーシアではババ・ニョニャとは中国人(華僑)男性とマレーシア人女性が結婚して生まれた混血の男性・女性のこと。インドネシアだとババ(バパッ)は普通に男性のMr. という意味、ニョニャとは外国人奥さまのことです。意味が違います。
頼んだのはニョニャラクサとポピア(春巻き)。ニョニャ料理は普通のマレーシア料理より辛いのが特徴だそうですが、そんなに辛くなかった(インドネシア料理のがよっぽど辛い)。ポピアが特に美味しかったです。後ろにいたローカルの若者たちも全員一皿ずつ頼んでました。人気メニューなのかも。水も頼んで約RM10。安いです。

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一旦ホテルに戻って休憩。お部屋は16階。窓からはマレーハウスが立ち並ぶKampung Morten (カンポン・モルテン) が良く見えます。

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ホテルを出て、そのカンポン・モルテンへ。ここにはVilla Sentosa(ビラ・セントーサ)という個人住宅だけど一般にも公開しているお家があります。なんだかかわいい人形のお家みたいです。ただし・・・ここの住人のおじさんが外国人女性がお好きなようで、お客さんがあまりいなそうな時に女性一人で行くことはお勧めしません。私が行った時は他の見学客がいたけどちょっとイヤだな・・・と思うことはあったので。入場は無料ですが、寄付金を求められます。ほんのちょっとだけ入れました。

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その後、ちょっと周りを散策。他にも目につくお宅(普通の家なのか?)がありました。

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カンポン・モルテンを後に街を南下。途中、セント・フランシス・ザビエル教会へ。敷地内にはザビエルとやじろうの銅像があります。ザビエルは教科書にも出てくるので置いといて、やじろうさんは、ザビエルが日本での布教を行うきっかけを作った人だそうです。日本の某団体がこの像を寄贈したとのこと。
教会は1894年に建てられたもの。シンプルですがステンドグラスが綺麗です。

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さらに南下、観光の中心地、Dutch Square (オランダ広場) へ。朱色の建物が集まり、噴水や緑もたくさん。絵になる風景です。人も多くて賑やか。

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花をしょった(?)ベチャがたくさん。トライショーとも呼ぶようです。上から見ると屋根もいろいろ。カラフルで楽しい感じです。

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広場の東にあるStadthuys (スタダイス)へ。オランダ語で議事堂・市役所の意味だそう。オランダが1650年に建てたもので、18世紀まで役所として使われていました。今は歴史博物館になっています。入場料はRM5。

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同じエリアに、別の建物の博物館があります。こちらは、Governor Museum。貸切で見てました。

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ここからすぐに上にセント・ポール教会(跡)があるので、スタッフに言って裏口みたいなところから入れてもらいました。ザビエルの像が見はらしのいいところにあります。ザビエルの殉教後、聖骸が9ヶ月の間この教会で安置されていたそうです。教会はポルトガル軍によって1521年に建立されたものです。朽ちてしまってますが。

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丘を下りて、再度オランダ広場まで戻り、橋を渡って西側のエリアを散策。マラッカ川ではリバークルーズの船が頻繁に行き来しています。

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ちゃんとした地図も持たず散策して発見したモスク、Kampung Kling Mosque。1748年に竣工したスマトラ様式のモスクです。小さな街中モスクといったところ。人もいなかったのでちょっと中ものぞかせてもらいました。

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続いて目についたのは中国寺院、Cheng Hoon Teng Temple(青雲亭)。1673年竣工で、マレーシア最古の寺院です。道教、儒教、仏教の3つの宗教が混合しているそうです。黒い建物に黄金が輝き、やっぱり派手なのですが、ジャカルタの金徳院と大きく違うのは、壁の色だけじゃない。それは、ろうそくです。かわいらしい花をかたどった小さなろうそく。巨大なろうそくや線香よりも、こっちの方が私好みですわ~。いや、好みの問題じゃないのはわかってますけど。

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さらに散策は続きます。足痛いけど。なんだか中華街のようなところに入って行きました。たぶん、Jonker walk(ジョンカーウォーク)に入った模様。この通りは、金土日の夜はナイトマーケットがたちます。夕方5時前ですでに人が集まってますが。歩行者天国になるのは6時からです。

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明るい時の方が商品は良く見えるのでいろいろ見物。食べ物、雑貨、服などいろんなお店が並んでいます。

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疲れたので少し暗くなってきたところでちょっと間食。Snow Ice(雪花氷)というお店でマンゴーかき氷を。かき氷なんだけど、すごく氷が細いというか細かくて、かつ、氷自体にマンゴー味が付いていて、かき氷とアイスクリームの中間のような食感でした。RM5なり。続いてマラッカタルトと書いてあった小さいタルトを。こちらはRM1。

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どんどん人が増えてます。人混みが苦手なのでそろそろ退散。

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オランダ広場は綺麗にライトアップ。トライショーもキラキラしてます★

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さて、帰りはどうしようかな・・・と思いつつ、まだ時間もそんなに遅くない、川沿いを歩けばホテルまでたどりつけるはず、と思って川沿いの歩道を歩いて行きました。途中お家がライトアップしてあったり、ブルネイでみたような噴水ショーがあったり。

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小さな遊園地もありました。観覧車は動いてました。

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で、その先、人が全然いない。そして・・・歩道からの抜け道もないのです。木がライトアップされてるから暗くはないんだけど、夜道だし、女一人なのでちょっと不安に。速足で歩いて、ようやく見覚えのあるカンポン・モルテンの建物が見えて安心しました。川がぐねぐね回ってるので結構な距離を歩いてます。

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さて、たくさん歩いたし、休みたいし、ビールも飲みたい! ということでまたホテルそばのFlavoursへ。夜もたくさんのお客さんで賑わってました。タイガービールとパイティーをオーダー。パイティーは米粉でできたかわいいカップにカブを煮込んだもの(切干大根と似てます)を入れて、上に錦糸たまご、パセリ、トウガラシが乗った一品。日本人の口にも合うお味です。ビールの値段は日本並み、で合わせてRM13。

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よし、食べたかったニョニャ料理はとりあえず食べたぞ、と満足。
ホテルに戻ると・・・照明が消えています。ろうそくの明かりだけ。

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なぜかというと、今日はEarth Dayだから。去年はロンボクにいたわね・・・と思ったのでした。お部屋には到着時に案内のレターと懐中電灯が置いてありました。エレベーターは動いていたので一旦部屋には戻ってみたけど、もちろん電気は付かず・・・レターには20時半からとしか書いてなかったので、スタッフに何時に電気が付くのか確認、21時半には付くとのこと。あと15分くらいかな。ということで再び外出。

向かったのはホテル近くの小さなホーカーズ(屋台村)。お目当ては、ネットでチェックしていた Roti John (ロッティ・ジョン)。マレー風の焼きサンドイッチです。特性の具(たまご、イワシ、玉ねぎ等)とキャベツをはさんで、チリソースとマヨネーズがかかっています。普通のハーフを頼んだけどボリュームたっぷり。そしてたったのRM2なり。庶民価格です。ホテルに持ち帰っていただきました(電気もちょうど復活するタイミングで戻りました)。で、お味は・・・かなり美味しい! 油たっぷりだけどしつこくない。ハイカロリーとわかっていながら全部頂きました。これはかなりお勧めです。

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お腹も満たされたところでお風呂タイム。かなり歩いたので相当足が痛いのです。バスタブにお湯を張って足をマッサージ。でもあまり効果なし、かもしれない。
一日目からよく回ったな~、と思い明日の行動計画を考えて就寝。お休みなさーい。
part2に続く。

参考:
今回の旅では、こちらのサイトをかなり参考にしました。マラッカの情報が詰まってます。
http://tonyjsp.com/melaka/index.html

potato head [グルメ]

遅めのランチ、Pacific Placeにあるpotato headへ。なかなか凝った内装。屋外もあります。

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昼にしか来たことないけど、アルコールも豊富で夜は賑わっているらしい。昼でも欧米人がちらほら。
今日はチーズと牛肉の入ったサンドイッチをオーダー。右のは前に食べた和牛バーガー。

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どっちもおいしい。ポテトは塩味が濃いです。
お値段は今日のがRp.75,000++(約900円)、和牛バーガーはちょっと高級でRp.135,000++、アイスティーはRp.25,000++なり。全体的に高めだけど、雰囲気も良いし、休日のお昼はゆったりすごせます。

Museum Bank Indonesia [社会]

Bank Indonesia(通称BI)、日本だと日銀に当たる国の中央銀行です。このBIの博物館へ行ってみました。
場所はJL. Pintu Besar Utara。ファタヒラ広場のほんの少し南にあります。

建物はどっしりとした外観。もとは病院、1828年から銀行として使用。一時期使われていなかった建物を、2006年にBI博物館としてオープン。2009年6月に改装が終わって新たな展示でオープンしたそうです。

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入口。天井高ーい。

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荷物は入口で預けます。入場料は無料ですが、記帳してチケットをもらって中へ。
展示室はかなり凝った造り。すべてインドネシア語と英語の説明があります。さすがです。

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銀行の歴史とともに、インドネシアの歴史も学べるかと。土日は毎週混んでいるようで、今日も2つの大人数の小学生団体がいました。

展示物もいろいろ。古い硬貨、紙幣ももちろんありました。山盛りの金の延べ棒も。右下のは現在の紙幣10万ルピア札カット前。

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建物にはちらほらステンドグラスがあります。正面玄関にあった船のステンドグラスが一番のお気に入り。

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説明書きを4割ほど読みながら(途中で読むの疲れてしまった・・・)見てまわって約1時間で見学終了。そんなに広くはないです。
おススメできる博物館です。冷房が効きすぎなので、長袖をお忘れなく~。

震災報道 [生活 etc.]

3月11日に起った東北地方太平洋沖地震については、当地でも連日新聞に大きく取り上げられています。

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TVはローカル局は見てないけど、CNNはずーっと震災を報道しています。原発事故も含めて。

インドネシアも震災の多い国で、最近では昨年10月のムンタワイ沖地震・津波で500人以上、2009年9月のパダン沖地震で約1,200人、2004年12月のアチェでの地震・津波では16.6万人(世界で20万人以上)もの方が亡くなっています。今回の震災でアチェの津波を思い起こすインドネシアの人々も多いのではないかと。

犠牲者の方の冥福を祈るとともに、原発事故の収束、被災地の復興を願っています。

Museum Sejarah Jakarta [社会]

本日はジャカルタ散策。Museum Sejarah Jakarta、ジャカルタ歴史博物館へ。

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休日とあって、博物館もTaman Fatahillha(ファタヒラ広場)も大賑わいです。
博物館入口の様子、建物の裏手、別の角度からの建物を撮影。

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建物は2階建て。1階は小さめの展示物が少々、2階は古い(アンティーク?)家具が並んでいます。説明の多くは英語表記も有り。

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建物は古そうだな・・・と思っていましたが、説明書きを発見(もらったパンフレットにも書いてありました)。それによると、1710年にバタビア市庁舎として竣工(ちなみにバタビアとはオランダ植民地時代のジャカルタのこと)、1974年に正式に博物館としてオープンしたとのこと。やはり歴史ある建物でした。さらに、建物のHistoryには、1942-1945年、大日本帝国のロジスティクスオフィスとして使われたとの記載もあり。日本軍が当地を占領してから第二次世界大戦敗戦までここを使っていたようです。
地下牢もあり、見ることができます。狭くて真っ暗です。私が見に行った時は、小学生たちがはしゃいでたけど。
見るところはそんなに広くなく、展示品も少ないです。説明書きを適当に読みながら回っても40分ほどで見学終了。入場料はRp.2,000(約19円)。

ファタヒラ広場には、自転車と変わった帽子がずらり。貸してくれるようですが、2人しか乗ってるの見なかった・・・
広場にはバタビアカフェもあります。↓
http://jakartacs.blog.so-net.ne.jp/2010-03-29-2

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広場周辺には他の博物館もあるので、また行きまーす。

Shangri-La Hotel の日本料理店と言えば... [グルメ]

疲れ気味の最近(というかずっとだけど)、久々にゆったりランチでShangri-La Hotelへ。
このホテル、ロビーラウンジが開放的でお気に入り(って泊まったことないですけど)。

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さて、ロビーを眺めてから向かったのはなだ万・・・なんだけど、お店はあるけど、「なだ万」の看板がない。前は看板あったはずだけど・・・↓
http://jakartacs.blog.so-net.ne.jp/2010-01-25

でもお店は開いてる・・・ということでそのまま店内へ。
メニューはたぶん変わってないと思う。今日はリッチに彩り点心をチョイス。しばし待って最初はおひたし、お刺身と出てきて、その後メインいろいろ、最後は抹茶アイスとコーヒー。ふむ・・・味も同じかと。おいしいです。

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お皿がいいのよね~、そっけない白オンリーの洋食と違って。味も濃くなくて私好み。

さて、お店の名前は・・・と探したもののメニューにすらお店の名前がない、最後お会計で出てきたレシートには・・・Nishimura M.D.H と書いてありました。これがお店の名前かしら? なだ万は手を引いたってことかなあ。日本人のスタッフ(マネージャー?)はそのままいるそうです。
お値段Rp.148,000++(約1,650円)なり。

Fatburger [グルメ]

FATBURGER・・・いかにも太りそうな名前。ファーストフードのハンバーガーチェーンです。アメリカ生まれで日本にはまだないかと。
去年あたりからジャカルタに進出してきて、最初にできたお店がプラザインドネシアにあります。

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いつもお手軽ハンバーガーはMOSに行くけど、珍しく行ってみました。頼んだのは標準的なFatburger、Fat fry、ドリンクのセット。

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ハンバーグは厚め。ポテトもかなり太い(普通の細めのポテト、オニオンリングも選べます)。味がないのでケチャップをつけながら頂きました。
お値段は、Rp.60,000(約550円)とファーストフードなのにかなり高め。
うーん、味も値段もやっぱりMOSのがいいかな・・・

Java Jazz Festival 2011 [ミュージック・アート・カルチャー]

毎年3月にジャカルタで行われるインドネシア最大の音楽ビッグイベント(らしい)、Java Jazz Festival。興味がなかったけど、訳あって急遽行くことに。チケットもタダで頂きました。Daily Pass - Sunday, Rp.300,000(約2,700円)と書いてあった。結構高い。
場所はKemayoranのJakarta International Expo。3日間行われていて今日が最終日。

車を降りてゲートらしきところから入ります。ダフ屋がいっぱい。ゲートはたった3日で文字が足りない状態に。"welcome to" だったんだろうな、と。ちょっと閑散としてる? 大丈夫かしら・・・

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で、会場内に入ると・・・すごい人の多さにびっくり! 屋内外に10以上ものステージがあり、たくさんのアーティストが演奏しています。インドネシア人だけじゃなく、海外からもたくさんのアーティストが参加しています。Jazzは全くの無知なので・・・サンタナ、ジョージ・ベンソンという名前がのぼりに書いてあったけど。メジャーな人もそれなりにいたようです。3組だけスペシャルショーとして別料金とのこと。

一番最初に目につく屋外ステージ。着いた時は邦人バンドが演奏中でした。こちらは写真だけとって素通り。

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プログラムは持っていなかったので、適当に音が聞こえる会場へ入りました。最初に入ったところはインドネシア人のバンドが演奏中。セットが本格的でちょっと驚き。会場は結構広く、お客さんも床にすわって適当に聴いてます。あと冷房効きすぎで寒い・・・JAZZじゃない・・・私の好みじゃない・・・ということで3分ほど聞いて次へ。

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次のホールは椅子が並べられていました。さっきと違って外人もちらほら。
ドラムの白人男性と、キーボードの女性の2人。前の方で(席を移動しながら)座って聴いていました。知っている曲もあって、ステージが終わるまで約30分ほど音楽を楽しみました。

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次のホールはかなり大きかった。写真には写ってないけどスクリーンは3つ。お客さんもたくさん。ステージではかっこいいおじさまたちが演奏中。うーん、日本のおじさんもこんなにかっこよくなれるのかしら?? なんて思いながら、20分ほど聞いていました。

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トータル約1時間後、友達と合流して帰路につきました。友達は仕事の電話で音楽どころじゃなかったそうで・・・私は結構楽しんじゃいました。

会場全体は相当広く、音楽だけでなく企業ブースやフードコートもあり。お祭り状態でした。

それにしても・・・チケット結構高いのに、客が多くて(3日間で10万人だそうで)本当に驚き。中間層以上が増えているんだろうなーと思ったのでした。

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