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Saman Dance [ミュージック・アート・カルチャー]

アチェのサマン・ダンス(Saman Dance)がユネスコの世界文化遺産になったとの報道がありました。
報道の写真を見て・・・あれ? これって最近見たわねえ、って思ったのです。
動画はないけど、写真は撮ってた。
1ヶ月くらい前、仕事の食事会の席にて。

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20人くらいの女の子たちが民族衣装っぽいのを着て、大きな声で歌ったり叫んだり(奇声を発するというのが正しいかも)しながら、主に上半身、手を使った踊り。
私のとなりにいたインドネシア人のおじさんが、高校生だよ、と言ってました。クラブ活動みたいなものかしら。
ちなみに歌っている言葉はインドネシア語ではなくアチェ語のようで、普通のジャワ人は何言ってるのかわからないそうです。

報道によれば、サマンダンスは無形文化遺産の「緊急保護リスト」に登録されたそうで、
ワヤン(http://jakartacs.blog.so-net.ne.jp/2011-07-23-1)や
アンクロン(http://jakartacs.blog.so-net.ne.jp/2011-11-12)は、「代表リスト」に登録されていてちょっと違うらしい。ちなみにあとクリスとバティックも代表リストに入ってます。
「緊急保護」の方が格上で数も少ない模様。
そんなに貴重なのかな・・・個人的にはどうもそうとは思えないけど。まあ変わった踊りではあるかと。
でもその土地特有の踊りなんて膨大にある中で、なぜこれが緊急保護なのか?というのがやっぱりわからない。そんなこと言ったら、無形文化遺産なんて全部無意味のような気がしてきたな・・・

話を戻して、サマンダンスは観光イベントなどでよく披露されるそうです。

竹の音色 [ミュージック・アート・カルチャー]

仕事の下見も兼ねて、久々にPASARAYAのお土産物フロアへ。
前の記事はこちら↓
http://jakartacs.blog.so-net.ne.jp/2010-08-07-1

何がどこにあったかなーと広いフロアを歩いてみてました。
フロアの一角がこんな風になってました。

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並んでいるのは、竹で作られた楽器、アンクロン(Angklung、アンクルンとも言う)。
2010年にユネスコの無形文化遺産に登録された、由緒正しき(?)インドネシアの楽器です。

大きいのはこんなに竹が並んでます。内部を削り筒状にした二本の竹と竹枠で作られてて、手でゆすると、竹筒が互いにぶつかって音が出ます。

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天然のなんとも言えない優しい音がします。

いろんな大きさのがあります。

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こちらは木琴のように竹が並んで、叩くタイプのもの。これはたぶんアンクロンとは言わないと思うけど。

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お客さんもスタッフも周りに見当たらなかったので、一人で演奏して遊んでました。

小さな右上の叩くタイプのはRp.225,000(約2,200円)。まあびっくりするほどの値段ではないです。竹だし・・・大きいのはそもそもどうやって持って帰るの?って思います。
音楽好きのお子さん(もちろん大人でも!)がいる方、ちょっと変わったお土産にいかが?

本物の歌姫 [ミュージック・アート・カルチャー]

最近、一目惚れならぬ一聞惚れ(なんて言葉はないだろうけど)をした日本人アーティストがいます。

彼女の歌声に出会ったのは、3ヶ月ほど前、たまたま借りてきた日本の音楽番組のDVD(しかもちょっと古め)。
たくさんの、たぶん売れてるアーティストが次々歌ってて、全然良さがわからんな~なんて思いながら(もともと日本にいた時も音楽番組は見るほうではなかったし)、しばらく見ていたところ、彼女の歌が始まって、衝撃を受けました。

私のブログはインドネシアからのアクセスが一番多いので、きっと彼女を知らない人も多いはず、ぜひ知ってほしい! と勝手に思って、紹介したいと思います。

DVDで聞いた後、ネットで早速調べたところ、彼女は2007年にデビュー、なぜ日本にいるとき知らなかったんだろう。
彼女の名前は越智志帆さん。Superflyというソロユニット名。

そして、You Tubeで彼女の歌をたくさん聞きました(便利な世の中だわ・・・)。
さらに衝撃を受けました。
歌声もすごいんだけど、心にずーんと響くんです。歌詞のような経験はしたことないのに。
そして、とにかくパワフル! 圧倒的です。そしてかっこいい!!
ということで特にお気に入りの曲をご紹介。
Youtubeで検索してみてください。

「愛を込めて花束を」
「I Remember」
「Dancing On The Fire」

落ち込んだ時は、彼女の歌声に励まされるに違いない。
日本に本帰国したら、ぜひ彼女のライブを聴きに行きたい! です。

音楽関連、ということで本日のフォトはこちら。オーストリアみやげのグランドピアノのブックマーカー。

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Duo Piano Recital [ミュージック・アート・カルチャー]

本日はクラシック鑑賞。TIM のTeater Kecil にて。
インドネシア人男性とシンガポール人女性ピアニストのDuo。二人とも英国王立音楽大学(Royal College of Music, London)を卒業した若手ピアニストです。

2 Pianos 用にアレンジされた3曲と、もともとPiano Duo用の1曲。
Tchaikovsky のThe Nutcracker Suiteや、West Side Story の曲など有名な曲のアレンジがあり、楽しめました。特にThe Nutcracker Suite はかっこよかった♪♪

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チラシとチケット。入場料はRp.100,000(約1,000円)なり。

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久々のピアノリサイタル、満足でした♪ ただ、お客さんは少なくてちょっと残念。やっぱり演奏してる人にとっては観客は多い方がうれしいだろうな・・・

Museum Seni Rupa & Keramik [ミュージック・アート・カルチャー]

Museum Wayang の次は、同じファタヒラ広場にあるMuseum Seni Rupa & Keramik、絵画・陶器博物館へ。
こちらの建物、立派だな~と思って後で調べたら1870年に建てられたもので、最初は裁判所として使われていたそう。1976年から現在のように絵画・陶器博物館として使われています。

外観と館内。

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展示品はそれほど多くない。絵画は最近のもの。らせん階段が素敵。お客さんはちらほら。
こちらもエアコンがないので暑かった。
入場料Rp.2,000(約20円)なり。

Museum Wayang [ミュージック・アート・カルチャー]

Wayang、ワヤンとはインドネシアの伝統芸能、影絵芝居、またそれに使われる人形のこと。
ワヤンは、世界無形文化遺産にも登録されています。

その博物館、Museum Wayangへ。ファタヒラ広場の一角にあります。

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館内の様子。お客さんは写ってないけどちらほらいます。

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一番多いのが水牛の革で作った人形、ワヤン・クリ。どれも顔が怖いです。伝統的な演劇に使うものが多いけど、ちょっと変わったワヤンも。影絵ですが、普通は色もついてます。

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中にはとっても細かい細工のものも。右のは色付け前のワヤン。

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絵や、皮じゃない人形(ワヤン・ゴレ)もあります。

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入場料はRp.2,000(約20円)。館内にエアコンはありません。英語の説明はごく一部のみ。
今月は毎週日曜のみワヤン上映がある模様。毎月なのかは不明。

Croatia Trio Cantabile [ミュージック・アート・カルチャー]

久々のクラシック。仕事をなんとか片付けて、19時過ぎに職場を脱出。開始時間は少し遅れた(予想通り)ので、開演に間に合いました。

クロアチアから来イした男声、女声、ピアノのトリオによるコンサートです。入場は無料。
場所はUsmar Ismail Hall。Rasuna Said沿いにあります。
会場とプログラム。エアコン効きすぎで寒かった。プログラムは全部で18曲。

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女性と男性がそれぞれソロで歌ったり、

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2人で歌ったり、

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数曲ずつ入れ替わりながら、いろんな曲を聴きました。
ほとんどが知らない曲だけど、中にはSound of Music に出てくる曲など、私でも知ってる曲もあり、なかなか楽しめました。
客席はがらがらだったので、もっと広報すればいいのにな~と思った次第。

Java Jazz Festival 2011 [ミュージック・アート・カルチャー]

毎年3月にジャカルタで行われるインドネシア最大の音楽ビッグイベント(らしい)、Java Jazz Festival。興味がなかったけど、訳あって急遽行くことに。チケットもタダで頂きました。Daily Pass - Sunday, Rp.300,000(約2,700円)と書いてあった。結構高い。
場所はKemayoranのJakarta International Expo。3日間行われていて今日が最終日。

車を降りてゲートらしきところから入ります。ダフ屋がいっぱい。ゲートはたった3日で文字が足りない状態に。"welcome to" だったんだろうな、と。ちょっと閑散としてる? 大丈夫かしら・・・

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で、会場内に入ると・・・すごい人の多さにびっくり! 屋内外に10以上ものステージがあり、たくさんのアーティストが演奏しています。インドネシア人だけじゃなく、海外からもたくさんのアーティストが参加しています。Jazzは全くの無知なので・・・サンタナ、ジョージ・ベンソンという名前がのぼりに書いてあったけど。メジャーな人もそれなりにいたようです。3組だけスペシャルショーとして別料金とのこと。

一番最初に目につく屋外ステージ。着いた時は邦人バンドが演奏中でした。こちらは写真だけとって素通り。

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プログラムは持っていなかったので、適当に音が聞こえる会場へ入りました。最初に入ったところはインドネシア人のバンドが演奏中。セットが本格的でちょっと驚き。会場は結構広く、お客さんも床にすわって適当に聴いてます。あと冷房効きすぎで寒い・・・JAZZじゃない・・・私の好みじゃない・・・ということで3分ほど聞いて次へ。

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次のホールは椅子が並べられていました。さっきと違って外人もちらほら。
ドラムの白人男性と、キーボードの女性の2人。前の方で(席を移動しながら)座って聴いていました。知っている曲もあって、ステージが終わるまで約30分ほど音楽を楽しみました。

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次のホールはかなり大きかった。写真には写ってないけどスクリーンは3つ。お客さんもたくさん。ステージではかっこいいおじさまたちが演奏中。うーん、日本のおじさんもこんなにかっこよくなれるのかしら?? なんて思いながら、20分ほど聞いていました。

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トータル約1時間後、友達と合流して帰路につきました。友達は仕事の電話で音楽どころじゃなかったそうで・・・私は結構楽しんじゃいました。

会場全体は相当広く、音楽だけでなく企業ブースやフードコートもあり。お祭り状態でした。

それにしても・・・チケット結構高いのに、客が多くて(3日間で10万人だそうで)本当に驚き。中間層以上が増えているんだろうなーと思ったのでした。

お芝居観覧 [ミュージック・アート・カルチャー]

友達のお誘いで、初めてインドネシアでお芝居を観に行ってきました。そもそも日本でもほとんど観たことないけど。
場所はTaman Ismail Marzuki(TIM)の小さな劇場。
Laksamana Cheng Ho というお芝居。もちろんインドネシア語・・・なので私にはさっぱりわかりません。

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Cheng Hoとは実在の中国人。後から調べたら鄭和と書くようで、中国の「明」王朝の時代にイスラム教徒で皇帝に仕えていた人で、南海、インド洋、大平洋、大西洋まで遠征し、7回の大航海をした人だそうです。
観ているときはストーリーがわからず・・・確かに航海のシーンはあったけど。また、案内役みたいなおじさんが途中で人形を使って一人芝居(と言うのか?)をしたり、アドリブみたいに話したりで、お客さんは結構笑っていました。

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良かったのは、中国音楽の生演奏があったこと。ステージの前に20人くらいの方が演奏してました。中国の音楽を生で聴くのも初めて。

人形劇の途中、なぜかオバマ人形とユドヨノ(インドネシア大統領)人形も登場。おじさんの話術で会場は大爆笑でした。
最後は出演者が勢ぞろい。

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言葉はわからなくても、結構楽しめました。
しかし、開始が45分遅れって・・・いかんでしょ。終わったらすぐにサッカー観戦(アジアカップ)をせねば! と急いで帰路についたのでした。試合開始には間に合わなかったけど、日本、勝ってよかったわ~。

Museum Tekstil Jakarta [ミュージック・アート・カルチャー]

Museum Tekstil(織物博物館)へ行ってきました。別名(?)バティック博物館。
場所は、Jl.K.S.Tubun沿い。通りはガラクタ市のようになっていて賑わってます。通りから博物館の敷地に入ると全く別の雰囲気。
白壁の洋館が博物館となっています。

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シャンデリアがなかなか素敵。でもライトはついてない。

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展示室はそんなに広くはありません。お客さんはちらほら。

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いろんなバティックが展示されていました。ただ、説明書きがほとんどありません。どこの産地か、ぐらい。他もインドネシア語のみ。

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30分で十分見学できます。入場料は大人Rp.2,000(約20円)。

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