Bandung [トラベル(国内)]
本日も休暇。日帰りでバンドン(Bandung)へ。なぜわざわざ平日に行くのかといいますと・・・行きたい場所が土日は開いてないから。
ということで、その場所に行きたいとずっと前から言っていたTさんを誘って一緒に行ってきました。我がドライバー、断食2日目(昨日からラマダン)だけど、がんばって~。
朝7時前にアパート出発。高速道路をひた走り、9時頃に目的地に到着。
それは・・・ここ。アジア・アフリカ会議博物館、通称Gedung Merdeka(独立会館)。
1955年に第一回アジア・アフリカ会議が行われた会場です。反植民地主義等が検討されました。
インドネシア、ビルマ(ミャンマー)、パキスタン、セイロン(スリランカ)、インドが主催で、日本、中国等29カ国が参加しました。ただし、韓国は参加していません(招待もされていない)。中国と仲が悪かったから、だそうで。
建物の中も見学できます。ただし、勝手には見て回れません。ガイドさんと一緒に回ります。
まずは会議の紹介ビデオを見ます。入った時は私達だけだったので英語版を。ちなみにガイドさんは、英語を話します。あんまり上手くなくてごめんね、って何度も言ってたけど、全然そんなことなかったです。
ビデオを見たら、廊下を進んで、会議場へ。
結構広い。天井も高い。曲線が多くてきれい。
椅子は当時使われたものです。もちろん座って記念撮影しておきました。
その後は、展示室へ。当時の会議の様子が人形で再現されていたり、解説パネルや写真等があります。
この建物はオランダ人の社交場として1890年代に建てられたもの。その後の改修で、現在のアールデコ調になりました。
会議では、平和十原則が宣言され、各国の言葉で示されたプレートも並んでいました。もちろん日本語もあります。
平和十原則(バンドゥン十原則)
1.基本的人権と国連憲章の趣旨と原則を尊重する。
2.全ての国の主権と領土保全を尊重する。
3.全ての人類の平等と大小全ての国の平等を承認する。
4.他国の内政に干渉しない。
5.国連憲章による単独または集団的な自国防衛権を尊重する。
6.(a)集団的防衛を大国の特定の利益のために利用しない。
(b)いかなる国も他国に圧力を加えない。
7.武力行使または侵略及び侵略の脅威によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない。
8.国際紛争は国連憲章に従い、交渉・和解・調停といった、関係国が選択する平和的手段で解決する。
9.相互利益と協力を促進する。
10.正義と国際義務を尊重する。
うーん、当たり前と言えば当たり前。でも、現在でも守られていないことあるよね・・・
約1時間半、じっくり見て回りました。ガイドさんは付きっきりです。入場料は無料。でも、ここまでちゃんとしてるなら、入場料取ってでも土日も開けたほうがいいと思う。現在の営業時間は月~金曜の8:00~15:00です。
博物館の斜め向かいのホテルには、当時会議に出席した各国の代表が宿泊したそうです。今でも現役。Savoy Homann Bidakara Hotel。
一番の目的は達成したけど、せっかくバンドンまで来たので他にも行ってみました。
西ジャワ州庁舎。通称Gedung Sate。こちらもオランダ植民地時代に建てられたもの。
庁舎なので、普通に中に入れます。入ってすぐのところは、吹き抜けの大広間。横にある階段の曲線が美しい。
カメラ持って入ってくる外人(私達)を見て、職員(なのかは不明)が寄ってきて、案内してくれました。ただしインドネシア語なのでちょっとしかわからない。けど、上にも行けるよ、ということで連れてってもらいました。
エレベーターで4階へ。展示室があって、さらにそこから階段を上がって外に出ることができます。
また入口まで戻って見学終了。親切なおじさんでした。ありがとう。
続いては、Museum Geologi、地質博物館へ。こちらの建物も立派です。16 MEI 1929とプレートに刻んでありました。JAPANのプレートがあり、1999/2000年に日本の無償資金協力で展示がリニュアールされたようです。
なかなか立派。ただし、言語はインドネシア語のみ。
こんなのもあります。
入場料は無料ですが、日本の援助も入っているためか(?)、かなり充実した展示ではないかと。
ここまで見て、時間はもう13:00すぎてます。ランチをとらねば。
行きたいと思っていたレストランにはたどり着けず(さっき前通ったのに!)、結局たまたま見つけたカフェで軽めのランチ。
その後、アウトレット行ってみたい! ということで、Rumah Mode へ向かうものの、ドライバーは地図が読めない、人に何度聞いても同じ道を回っている・・・しびれを切らした私は少々怒りながら地図を見て指示。1時間以上かかって、ようやく到着しました。本当は30分もかからず行けたはず。
アウトレットは思ってたよりずっとコンパクトだったけど、意外とよかった。もちろん値段は安い! です。帰りの渋滞を考えて、45分ほどで切り上げたけど、私は服を3着購入。今度ゆっくり来たいな。
さて、帰りはバンドンの街中から高速に乗るまでが渋滞してたけど、高速道路はそこそこ流れていたので約3時間でジャカルタに戻れました。
ドライバー、空腹の中、長距離運転おつかれさま。あ、特別手当はちゃんとあげましたよ(喜んでた)。でも、地図は読めるようになってほしいな・・・
移動時間が長かったけど、充実のバンドン観光でした。
ということで、その場所に行きたいとずっと前から言っていたTさんを誘って一緒に行ってきました。我がドライバー、断食2日目(昨日からラマダン)だけど、がんばって~。
朝7時前にアパート出発。高速道路をひた走り、9時頃に目的地に到着。
それは・・・ここ。アジア・アフリカ会議博物館、通称Gedung Merdeka(独立会館)。
1955年に第一回アジア・アフリカ会議が行われた会場です。反植民地主義等が検討されました。
インドネシア、ビルマ(ミャンマー)、パキスタン、セイロン(スリランカ)、インドが主催で、日本、中国等29カ国が参加しました。ただし、韓国は参加していません(招待もされていない)。中国と仲が悪かったから、だそうで。
建物の中も見学できます。ただし、勝手には見て回れません。ガイドさんと一緒に回ります。
まずは会議の紹介ビデオを見ます。入った時は私達だけだったので英語版を。ちなみにガイドさんは、英語を話します。あんまり上手くなくてごめんね、って何度も言ってたけど、全然そんなことなかったです。
ビデオを見たら、廊下を進んで、会議場へ。
結構広い。天井も高い。曲線が多くてきれい。
椅子は当時使われたものです。もちろん座って記念撮影しておきました。
その後は、展示室へ。当時の会議の様子が人形で再現されていたり、解説パネルや写真等があります。
この建物はオランダ人の社交場として1890年代に建てられたもの。その後の改修で、現在のアールデコ調になりました。
会議では、平和十原則が宣言され、各国の言葉で示されたプレートも並んでいました。もちろん日本語もあります。
平和十原則(バンドゥン十原則)
1.基本的人権と国連憲章の趣旨と原則を尊重する。
2.全ての国の主権と領土保全を尊重する。
3.全ての人類の平等と大小全ての国の平等を承認する。
4.他国の内政に干渉しない。
5.国連憲章による単独または集団的な自国防衛権を尊重する。
6.(a)集団的防衛を大国の特定の利益のために利用しない。
(b)いかなる国も他国に圧力を加えない。
7.武力行使または侵略及び侵略の脅威によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない。
8.国際紛争は国連憲章に従い、交渉・和解・調停といった、関係国が選択する平和的手段で解決する。
9.相互利益と協力を促進する。
10.正義と国際義務を尊重する。
うーん、当たり前と言えば当たり前。でも、現在でも守られていないことあるよね・・・
約1時間半、じっくり見て回りました。ガイドさんは付きっきりです。入場料は無料。でも、ここまでちゃんとしてるなら、入場料取ってでも土日も開けたほうがいいと思う。現在の営業時間は月~金曜の8:00~15:00です。
博物館の斜め向かいのホテルには、当時会議に出席した各国の代表が宿泊したそうです。今でも現役。Savoy Homann Bidakara Hotel。
一番の目的は達成したけど、せっかくバンドンまで来たので他にも行ってみました。
西ジャワ州庁舎。通称Gedung Sate。こちらもオランダ植民地時代に建てられたもの。
庁舎なので、普通に中に入れます。入ってすぐのところは、吹き抜けの大広間。横にある階段の曲線が美しい。
カメラ持って入ってくる外人(私達)を見て、職員(なのかは不明)が寄ってきて、案内してくれました。ただしインドネシア語なのでちょっとしかわからない。けど、上にも行けるよ、ということで連れてってもらいました。
エレベーターで4階へ。展示室があって、さらにそこから階段を上がって外に出ることができます。
また入口まで戻って見学終了。親切なおじさんでした。ありがとう。
続いては、Museum Geologi、地質博物館へ。こちらの建物も立派です。16 MEI 1929とプレートに刻んでありました。JAPANのプレートがあり、1999/2000年に日本の無償資金協力で展示がリニュアールされたようです。
なかなか立派。ただし、言語はインドネシア語のみ。
こんなのもあります。
入場料は無料ですが、日本の援助も入っているためか(?)、かなり充実した展示ではないかと。
ここまで見て、時間はもう13:00すぎてます。ランチをとらねば。
行きたいと思っていたレストランにはたどり着けず(さっき前通ったのに!)、結局たまたま見つけたカフェで軽めのランチ。
その後、アウトレット行ってみたい! ということで、Rumah Mode へ向かうものの、ドライバーは地図が読めない、人に何度聞いても同じ道を回っている・・・しびれを切らした私は少々怒りながら地図を見て指示。1時間以上かかって、ようやく到着しました。本当は30分もかからず行けたはず。
アウトレットは思ってたよりずっとコンパクトだったけど、意外とよかった。もちろん値段は安い! です。帰りの渋滞を考えて、45分ほどで切り上げたけど、私は服を3着購入。今度ゆっくり来たいな。
さて、帰りはバンドンの街中から高速に乗るまでが渋滞してたけど、高速道路はそこそこ流れていたので約3時間でジャカルタに戻れました。
ドライバー、空腹の中、長距離運転おつかれさま。あ、特別手当はちゃんとあげましたよ(喜んでた)。でも、地図は読めるようになってほしいな・・・
移動時間が長かったけど、充実のバンドン観光でした。
2011-08-02 23:44
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