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なぜこんなことに・・・ -異常事態- [生活 etc.]

私って本当に運がないなあ、と思うことが起きました。

月曜日。明日からは初の自分の仕事のお泊まり出張。離任間際、ようやく出張に行ける!と何気に喜んでいました。

火曜日。午前4時、目が覚めた。寒い。とにかく寒い(でもいつもと同じで気温はたぶん25度くらい)。長袖に着替えてもまだ寒い。他の部屋から厚手の掛け布団を持ってきて、ようやく寒くなくなり再び就寝。
7時半に目が覚めた。身体がおかしい。熱い。頭が痛い。呼吸も荒い。しんどい。で、体温を測ったところ、なんと39.8℃! 私の平熱は35℃代。死にそうである。立ってまともに歩けない・・・が、なんとかリビングに移動。手持ちの薬をとりあえずひっくり返し、職場のドクターに電話。薬の指示を受け、出張はキャンセルせよとのお達し。ショックである。が、この状態で行けるはずもない。その後、ゼーゼー言いながら、必死に関係者に電話したりSMSを送ったり。その後、家にあったポカリで薬を飲み、再び這ってベッドへ。苦しいやら悲しいやら、で再び寝る。
その後熱は38℃代まで一旦下がったものの、また39.8℃に逆戻り。水だけはたくさんとって、汗かいて熱下がって、また上がっての繰り返し。ドクターには何度もSMS(メールするだけでもかなりきついんだけど)。嘔吐も何度か。吐き気はひどいし、そもそもキッチンに立てないので食事は無理。キッチンに水を取りに行くだけで必死。一日中ベッド。汗だくで3回着替えました。

翌日、水曜日。朝の体温は38℃半ば。相変わらずしんどい。歩くのもつらい。数歩歩いたら激しい息切れ。職場のドクターが出張から戻ったので、できれば医務室に来るようにと言われたものの、そもそも家から出るなんて無理・・・ということで今日も一日ベッド。1,2時間寝て目が覚めて、また寝て、の繰り返し。なんとか食事はとらねば、と家まで届けてもらったカットフルーツを少しだけ食べました。

木曜日。朝の体温は37℃前半。昨日よりはだいぶ動けるかも。と思って職場の医務室へ。ところが・・・アパートの玄関を出る時点でゼーゼー言いだし、車の中では横になっていたものの、職場の医務室にたどり着いたところで力尽き、そのままベッドへ。血圧が低すぎ。呼吸も荒い。診察して、即効入院せよ、とドクターに言われてしまいました。といっても入院するためには着替えくらいないと・・・と女性スタッフKさんに付き添ってもらって一旦アパートへ。私はもう一歩も歩けなくなっており、車いすを使いました。服を探すのも無理なので、Kさんに指示だけして全部荷造りしてもらいました。その後、最初に日本人医師のいる病院へ。病院に着いた時点で、呼吸は荒く、両手がしびれている。こんな状況初めて。で、すぐにベッドに行き、点滴、注射。血液もとって検査。ベッドに横になった時は、両手両足がしびれて全く動かなくなってました。が、点滴を始めて約30分後、しびれはとれ、呼吸も落ち着き、だいぶラクになりました。後で聞いたら、血液が通常の1.5倍くらい濃くなっていたそうです。約4時間点滴を受け、かなり回復。でも大事を取って入院することに。入院施設のある別の病院に移動しました。

まさかインドネシアで入院することになろうとは・・・日本でもしたことないのに!! で、結論から言うと、インドネシア人医師も看護師も全く信用できない。やはり、インドネシアでは入院するもんじゃないです。医療ミス(後から職場ドクターがカルテを見てわかった)もあったし。それがなければ1泊2日で退院できたはず、と思ってます。入院中、また熱が上がったり、頭痛・腹痛に苦しんだり、で結局2泊3日の入院となりました。
病室は個室でキレイでした。収納も冷蔵庫もテレビもある。テレビはさすがにNHKは映らなかったけど、英語のチャンネルはいくつか映りました。

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病室からの眺め。眼下にはプール(隣接するアパートのもの)も見えます。

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入院中、ほぼずっと点滴してました。こんなのが付けっぱなし。でも何度か付け直し。結構痛いのです。

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結局頼れるのは日本人医師。最初に行った病院の医師も、職場のドクターも出張から戻ってすぐ来てくれました。本当に心強いです。
土曜日、無事退院。結局、原因は詳細には特定できなかったけど、感染性胃腸炎だったようです。でも思い当たる食べ物がない。
ま、無事生還できてよかったわ。出張に行けなかったのは本当に残念だったけど。
なにも出張の日からこんなことにならなくても・・・と思ったのでした。

最初の火水は、本当にしんどくて、このまま死んでしまったら孤独死だ・・・なんて思いながら、心細くなりました。一人だからしょうがないけど。
やっぱり、健康第一! インドネシア在住のみなさん、気をつけましょうね。

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